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DIY好きにも「コウモリラン」 おすすめの飾り方【基本編】

インテリアプランツとして大人気のコウモリラン。天井からつるしたり、板に付けて壁に飾ったり、さまざまなバリエーションの飾り方が楽しめます。

今回は、コウモリランの飾り方をざっくりとまとめました。DIY好きはコウモリランに注目!「ポイント」や「注意点」を参考に、おしゃれにコウモリランを楽しもう。

コウモリランを飾る時のポイント

「風通し」のいい場所を選ぼう

コウモリランは、スコールの多い熱帯地域に生息しています。植物が濡れて蒸れたままだと、トラブルを起こしがちです。

 

コウモリランがハンギングタイプになっているのは、デザイン性だけではありません。余計な水分を下に落とし、乾きやすい環境を作るためでもあります。

 

コウモリランを飾るときは、風通しのいい場所を選んでください。コウモリランのためにサーキュレーターを当てているというユーザーもいます。

「日当たり」を考える

コウモリランは、太陽光が大好き。しかし、あまり強い直射日光に当たると、葉焼けを起こしてしまいます。

 

コウモリランは葉焼けを起こすと、綺麗なグリーンが白っぽくなってしまいます。デザイン性をキープするには、日当たりにも配慮が必要です。

 

置く場所を選ぶときは、日当たりのいい場所や、カーテン越しなどの明るい日陰を選びましょう。自分が育てる品種のタイプを知り、置く場所を検討することをおすすめします。

屋外か?屋内か?

コウモリランは、強い品種だと多肉植物以上のタフさを持っています。外に出したりほおっておいても、どんどん大きくなります。

 

しかし、コウモリランはどんなにタフな種類でも、冬の寒さが苦手です。冬になったら、部屋の中で育ててあげましょう。

 

壁に飾って部屋で楽しんでいるコウモリランも、天気のいい日は外に出して、日向ぼっこをさせてあげましょう。マメに日に当てることで、成長のスピードがアップし、株が強くなるようです。

部屋が一瞬でおしゃれに!コウモリランの飾り方

板付け

コウモリランは、自分の好きな板にくくりつけ、壁に掛けて楽しむことができます。杉やヒノキ、100均の板など、どんなものでも大丈夫です。

 

特に焼き板は人気で、板を焼くことによって、腐りにくくなる効果があります。板を焼くとアンティーク雑貨のような深みがでるので、デザイン性も高めです。

ヘゴ付け

ヘゴとは、ヘゴ科のシダの根を絡ませた商品で、保水性の良さと同時に、水はけの良さも魅力。コウモリラン愛好家に、人気のある商品です。

 

ヘゴは、コウモリランにとってもナチュラルで、飼育環境に最適な素材といえます。しかし、高価なので、手が出しにくいデメリットもあります。

コルク付け

ゴツゴツとしたビジュアルのコルクは、デザイン性も高く、壁掛けやハンギング用のアイテムとして大人気。コルクガシの樹皮から作られており、植物を着生させたり、爬虫類の飼育にも使われます。

 

コウモリランは、ゴツゴツとした木に着生して大きくなります。より自然で、ワイルドなビジュアルを表現できます。

 

シンプルなインテリアとの相性もよく、ユーザーのアイディアで、とってもお洒落なアイテムに変化します。

苔玉

ハンギングタイプの苔玉は、コウモリランとの相性が抜群。雑貨屋さんで販売されており、丸みのあるビジュアルで、人気爆発中です。

 

苔玉コウモリランの作り方はとっても簡単。水苔でコウモリランを覆い、紐でぐるぐる固定して完成です。

 

超巨大な苔玉に、コウモリランをいくつも植えるのもおすすめ、部屋の主役級インテリアプランツに成長するでしょう。

ハンギングタイプのコウモリランが人気ですが、おしゃれな鉢に植えるのもおすすめ。 コウモリランの独特なフォルムを利用して、オリジナルの鉢植えを作りましょう。

 

アンティーク調のバケツにコウモリランを植えるだけで、立派なグリーンインテリアになります。

コウモリランを飾る時の注意点

葉っぱが折れちゃう!「落下」にご用心

コウモリランをハンギングするときは、落下に注意してください。水を含むとどっしりと重くなるので、しっかりとした土台が必要になります。壁掛けやハンギングの状態から落下してしまうと、葉っぱが折れたり、貯水葉が潰れてしまう場合があります。

 

少しでもぶつかると、茶色く変色してしまうので、しっかりと固定する必要があります。

 

風通しのいい場所だと、コウモリランが揺れて落ちてしまうことも。他のユーザーがどのように飾っているのか、アイディアを盗んでみてください。

根腐れの原因に、「水やり」に要注意

コウモリランは、たっぷりの水と乾燥を好みます。コウモリランを飾るときは、水やりのことも考えなければなりません。多くのユーザーは、霧吹きを使って水やりをします。しかし、ハンギングタイプだと乾燥が早く、水切れを起こしてしまいます。

 

コウモリランの水切れは、苗に大きなダメージを与えます。たっぷりと水を与えると、壁が濡れてしまったり、下に置いてあるものが濡れてしまう場合も。壁掛けやハンギングをする際は、水やり直後のことをしっかり計算してください。

 

▶コウモリランの元気がない?枯れる原因【根腐れ】を徹底解剖

冬は「温度管理」に注意

コウモリランを飾るときは、品種がどのような環境で育ったかを参考にしましょう。地域の環境を見ると、植物の好みが見えてきます。特に冬場は、温度管理に要注意。寒さに弱いコウモリランは、びっくりして枯れてしまうかもしれません。

 

コウモリランを屋外で育てていた人は、まず屋内に避難させましょう。冬眠して冬を乗り切りタイプもいますが、あまりにも低い気温で育ててしまうと、冬眠から目覚めることなく枯れてしまうパターンも。

 

室温も10℃以下にならないように工夫する必要があります。湿度を高めに設定し、温かい空気が循環するような部屋づくりが必要です。

「DIY」も楽しめるコウモリラン

ホームセンターで材料を見ていると、なんだかわくわくしませんか?コウモリランは、DIY大好きなユーザーに超おすすめな植物です。

 

板付や苔玉など、自分のオリジナルデザインのインテリアプランツを作ることができます。

 

コウモリランのインスタグラムを見ていると、飾り方の工夫がいっぱい。コウモリラン愛好家のアレンジテクを真似してみましょう。