「葉焼けって本当に害があるの?」
葉焼けのトラブルは、「根腐れ」よりも軽く見られがち。
しかし、リサーチをすると、とても怖いトラブルだと言うことがわかりました。
「葉焼けを防止するには、どうすればいいの?」
後編では、対処法を中心に紹介します。
葉焼けによる「水切れ」は危険!?
葉焼けはコウモリランに大きなダメージを与えます。
その中でも特に怖い「水切れ」とはどのような状態なのでしょうか?
水切れってなに?
水切れとは、「植物の中の水分がゼロになる」状態です。
カラカラに乾いて、一気に枯れてしまいます。
コウモリランが水切れを起こした時の症状をまとめました。
水切れを起こしたら?
- ちぢれたように「しわしわ」になる
- 頭がだらんと「垂れてくる」
- 「かさかさ」になり、コウモリランが「軽くなる」
気温が高いと、水分が蒸発しやすい環境です。
ここに強い直射日光を当てると、
さらに水が飛んでしまいますよね。
「水切れ=脱水症状」人間で例えてみた!
コウモリランは自分で水を飲むことができません。
乾燥に強い植物ですが、水不足になると、一瞬で枯れてしまう品種もいます。
ここも人間に例えて説明します。
脱水症状を起こす
日焼け後に、皮がむけてボロボロに・・・。
この時、肌の中で大きなトラブルが起こっています。
乾燥が原因なんだ!
日焼けをすると、
皮膚が乾燥し、肌荒れになります。
葉焼けをすると、
水切れを起こし、枯れてしまいます。
超危険!「負のループ」に要注意
乾燥はお肌とコウモリランの天敵です。
ここから、ちょっと怖い話をします。
「葉焼け」「水切れ」の負のループ
これは、葉焼けと水切れによって、
コウモリランが枯れてしまう仕組みです。
葉焼けをすると、「乾燥」して水切れを起こす。
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水切れを起こすと、「水分不足」になる。
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水分不足の葉っぱが「葉焼け」を起こす。
葉焼けと水切れのダメージを繰り返して、
最終的にコウモリランは枯れてしまいます。
葉焼けダメージは復活しない?
ーーー人間は、肌のケアをすれば、白くなるよね!
「日焼け」とは、
「肌が火傷している」状態をさします。
ーーー「葉焼け」は「火傷」をしているってこと!?
それだけではありません。
葉焼けのダメージは「復活」しません!!
「負のループ」が起こってしまうのは、
「ダメージを受けても回復」しないから。
葉焼けって怖い!!
葉焼け防止グッズを紹介!
葉焼けは、回復不可能な怖いダメージです。
トラブルを未然に防ぎ、直射日光から植物を守りましょう。
遮光ネットを使う
遮光ネットは、強い直射日光を「ブロック」してくれます。
黒や白、グレーなど、遮光ネットにはさまざまなカラーがあります。
ーーーコウモリランに最適なのは、何色なの?
ーーーそれはどうして?
「植物の育成ライトと同じ働き」をするよ!
ブルーの遮光ネットは、
ほうれん草やレタスなどの葉物に多く使用されます。
これらの植物は、コウモリランと形がそっくり。
これを応用し、遮光ネットを選んでみました。
太陽は「白い光」ですよね?
ブルーの遮光ネットを通過すると、
育成ライトと同じ「赤と青の光」に変わります。
ーーーブルーの遮光ネットは、ベランダでは使えないな・・
シルバーの遮光ネットは、バランスが◎。
黒と白のカラーの長所を、丁度よくカバーします。
油断は禁物!「葉焼け」のダメージを知ろう
葉焼けは、「植物が火傷をしている」状態です。
焼けた部分がダメージを受け、トラブルを起こしてしまいます。
葉焼けの害をまとめると
- ダメージは、元に戻らない
- 乾燥するので、水切れを起こす
- 綺麗なグリーンがまだらになる
- 成長が遅くなる
元気がないけれど、原因がわからない・・・
もしかしたら、目に見えない「葉焼け」のせいかもしれません。
あなたのアイディアで、植物をトラブルから守りましょう!