気温が高くなってくると、様々なトラブルが発生します。
今回は、「葉焼け」について徹底的にリサーチしました。
葉焼けは、人間の「日焼け」にそっくり。
どうやら、とっても恐ろしいトラブルのようです。
システムを理解し、コウモリランのトラブルを防止しましょう。
葉焼けとは?
葉焼けとは、言葉の通り「葉っぱが焼けてしまうこと」です。
人間の日焼けと同じで、様々なトラブルの原因になります。
葉焼けを起こしたら、どんな症状が出るのでしょうか?
葉焼けを起こすタイミング
- ベランダで日光浴をさせたとき
- 季節の変わり目
- コウモリランの配置換え
それでは、葉焼けを起こしたコウモリランを実際に見てください。
中心が茶色く枯れちゃってる!
植物は、葉焼けを起こすと、茶色く色が変色し
枯れてしまいます。
葉焼けは、どうして起こるのでしょうか?
葉焼けはどのような仕組みで起こるの?
ここでは、植物が葉焼けを起こすシステムを紹介します。
上からひとつひとつ説明していくので、構造を知りましょう。
①「葉焼け防御システム」が作動中
植物には、葉焼けをしないように
「防御システム」が元々備わっています。
しかし、残念ながら、
コウモリランはシステムの機能が「弱い」植物なのです。
②環境で防御システムがスリープ
あなたは、コウモリランをどこに飾っていますか?
1年中屋外で育てているという人は、
少ないのではないでしょうか。
日陰(部屋の中)は
葉焼けの心配がない
▼
安心する
▼
スリープ状態になる
防御システムをスリープ状態にすると、
「パワーを別の部分に」使うことができるんだ!
③予期せぬ直射日光
「防御システムが弱い」
「日陰でスリープ状態」のコウモリラン。
ここに、直射日光が当たったらどうなるでしょうか?
予期せぬ「強い直射日光」
▼
大きな「ショック」を受ける
ストレスになる
④葉焼けを起こす
葉焼けは、ダメージによるストレスで起こります。
ビジュアルが悪くなるだけでなく、
植物そのものに大きなダメージが!
次は、葉焼けをわかりやすく説明するよ!
「葉焼け=日焼け」人間で例えてみた!
葉焼けって「日焼け」に似ていませんか?
ここでは、葉焼けをもっとわかりやすく知ってもらうために、
人間に例えてみました。
肌が黒くなる
ーーー上が人間、下がコウモリラン?順番が同じ!
「日焼け」「葉焼け」は、
3段階で説明することが可能です。
「日焼け」
肌色▶︎真っ赤になる▶︎肌が黒くなる
「葉焼け」
深い緑▶︎黄緑色▶︎茶色く枯れる
ーーー海に遊びに行って焼きすぎると、肌が真っ赤になって大変!
コウモリランも同じで、
「黄緑色に変色」してしまうんだ。
葉焼けの原因は「紫外線」じゃない!?
ーーー強い直射日光ということは、
「紫外線」に注意すればいいの?
ここに落とし穴があるよ!!
葉焼けと直射日光について、詳しく解説します。
実は、人間と植物は、葉焼けする「光」に違いがあります。
人間は紫外線が原因で日焼けします。
コウモリランは可視光が原因で葉焼けします。
「紫外線をブロックすればいい」
それは、勘違いです!
紫外線は、「植物に害があるからNG」
「茎が大きく育つからOK」などなど色々な説があります。
ここでは、
「紫外線」ではなく「光そのもの(可視光)」をブロックすると覚えてね!
後編へ続く!
ここまで、葉焼けのシステムを説明しました。
後編は、葉焼けの対処法に進みます。
「水切れの害」や「葉焼けの負のループ」など、
葉焼けの怖さを実感できるはず。