こんにちは。
月刊ビカクシダです。
コロナリウムは、変異がおもしろい。
葉っぱがくるっくるにカールしたり、たまに変なのが出ます。
胞子葉のナンダコレ感に刺激され、つい衝動買いしてしまう罪なヤツです。
今回は、そんなコロナリウムを特集しますー!
どうぞどうぞー!
コロナリウムの特徴
ここでは、コロナリウムの特徴を写真で紹介します。
胞子葉
貯水葉
成長点
コロナリウムの育て方
コロナリウムは、東南アジアに分布するコウモリラン。タイやフィリピン、カンボジアなどで見ることができます。
同じ品種なのに様々な形に変異したのは、その土地に合った進化をしたからです。
今回は原産国をざっくり東南アジアに指定。さらに、月刊ビカクシダがコロナリウムを実際に育てた経験をもとにまとめましたー。
水やり
スコールのような
水やりが理想
東南アジアは、熱帯雨林気候。ザーッと大量の雨が降ったかと思えば、太陽がカラッと大地を乾燥させます。
ということは、スコールのようなメリハリのある水やりが理想です。
まずは霧吹きで微調整をしながら、お水をあげてみてね!
日当たり
半日陰の柔らかい日差しで
コロナは強い日差しがとてもとても苦手。
曇りばっか、雨ばっかの日が続き「晴れたー!」と、少し長めに日に当てた結果がコレです。
まず胞子葉がダメになり泣く泣くカット。貯水葉も茶色く変色しはじめています。
直射日光も苦手ですが、突然明るい場所に出すのも厳禁です… 涙
風通し
サーキュレーターで
乾燥をサポート
ここでコロナリウムに一言。
コロナリウムは、品種の中でも育成難易度は中級。
冬にコロナデビューした私は、すでに1コロナを枯らし、2コロナめも瀕死状態になっちゃってます。
でもでも!初心者でも風通しをクリアすれば大丈夫。
すべての品種に当てはまるのですが、コウモリランにとって風通しってとても大事な要素なんです。
どう風を巻き起こせばいいのかって?
サーキュレーターを買えばいいんです。(安いやつでいいよ)
これさえあれば、たっぷり水やりをしても乾燥をサポートしてくれます。
寒さ
急激な気温の変化に注意
コロナリウムは寒さも苦手です。
先ほど登場した瀕死のコイツですが、調子を崩したのは東京に雪が降った日でした。
窓の近くにぶら下がっていたせいで、寒気にやられてしまったみたい…涙
なので、冬は窓から離して育てることをおすすめします。
油断大敵です…
胞子葉に葉水をしよう
【葉水とは】
葉っぱの表面に水をあげること。
葉水をすることで、植物の湿度が保たれる。
コロナリウムは、長くて立派な胞子葉がチャームポイント。
しかし、そんな胞子葉ゆえ先端が水切れを起こしてしまうのです。
そんなあなたには、葉水がおすすめ。
コウモリランは、胞子葉の表面からもお水を吸います。
うるおいがキープされるだけでなく、害虫予防にもなるのでおすすめです。
「環境の変化」で枯れました
暗黒の枯れましたコーナーにようこそ。
枯れた原因は
- 植え替えのタイミングが悪かった
- コルク着けなのに水やりの量が足りなかった
- 乾燥しすぎて水切れを起こした
つまり、季節の変わり目に「植え替え」をしてしまい、コルクに植え替えたことで「水やりの量」が足らず、「水切れ」を起こしてしまったからなんですね。
少しカビも生えてます……
コロナリウムまとめ
コロナリウムは、
- スコールのような水やりが理想
- 半日陰の柔らかい日差しで
- サーキュレーターで乾燥をサポート
- 急激な気温の変化に注意
コロナリウムは「寒さ」だったり、「水切れ」だったり、急激な環境の変化に弱い品種です。
あと、がくっと調子を崩すとあまり回復しないかも……
また新しい育て方のコツがわかったら更新します!!